満月になるか、闇夜になるか? 《2021.03.27 (土) 下津井沖 六口島》
新型コロナウイルスの緊急事態宣言が3月21日で全国的に解除されましたが、新規感染者は増加傾向にあります。油断できない状況が続きそうな感じがします。飲食を伴う懇親会の自粛が続き、溜まったストレスを解消するには釣りが一番。日夜、潮汐表と天気予報を見ながら釣行計画を組立てています。27、28の土日は満月の大潮、満月にメバルでいい釣りをしたことはありません。でも天気予報は夜は曇り。もしかすると闇夜になるかもと期待が膨らみます。久々の下津井沖のメバル、結果はいかに?
16時半頃、たい公望に着くと駐車場が満車。離れた所にあるバス駐車場の近くにどうにか停められた。受付の帳面には先客がずらり。私が行こうと思っていた場所には15時30分の便で2人渡っているようだ。じゃあ弁天にでもと言うが、どの磯も下りていると若い方の船長が言う。慌てて店内のパソコンで満ち潮のメバル釣り場を検索して六口島に行くことに。
17時30分出港。釣り客が多いので東回りと西回りに分かれて2隻出し。六口島は西回りで泰さんの船。同乗した他の釣り人の道具立てを見ると、ほとんどがメバリングのようだ。私もメバリングの道具を一式揃えて少しやってみたが、性に合わず、リールなどはメルカリに出品している。
10分ほどでポイントに到着。ここは初めてなので、陽のあるうちに釣り場を見て歩く。今年は海藻の育ちが悪いと聞いていたけど、本当に少ない。所々にしもりがあって満ちてくればその近辺がポイントになりそう。
潮はというと金剛崎で左に分かれた満ちの本流が西に向かって勢いよく流れている。磯の際は、その本流に引かれる緩い潮ができている。船着き側のわんどには反転流ができそうな感じ。
まずは仕掛けを準備する。浮きはトビコン0.5号にハリス1号、鈎はメバルの8号。準備が済んでクーラーに腰かけて腹ごしらえ。気になる空には薄い雲。もう少し厚くなってくれればいいんだが。
18時半、ねずみ島の頭の方向に第一投。沖の本流の手前に引いてくるとゆっくりと右に流れる潮がある。その手前はゆっくりと左に流れている。
暗くなりかけた19時ちょうど、あたりがあり小気味よい引きで上がってきたのは目測18センチの本命。チヌ竿の1号なので、このクラスのメバルでも引きが楽しめる。
その後、同じ辺を狙うがあたりないので、船着きの岩の上からわんどに遠投する。左手前にいい潮が流れているが、一向にあたらない。
わんどに見切りを付けて、元の場所に戻る。ねずみの頭方向に投げると潮はさっきと同じ感じ。右にゆっくりと流れる潮であたりが出た。上がってきたのは20センチ級の良型。この潮で良型が5匹連続で釣れて急に忙しくなる。
21時、瀬戸大橋のライトアップが消えて辺りが暗くなる。雲が厚くなり、月の明かりもほとんど気にならなくなる。狙い通りの状況になってきたと思っていたら、正面であたり。それまでとは全く違う重み。ぐりッとくる引きで上がってきたのは後寸24センチの良型。その後数匹追加して22時30分、納竿。
迎えの船が来るまで、久し振りの磯の雰囲気を楽しむ。23時過ぎ、釣り客を満載して迎えの船が来た。皆さん釣果はどうだったのかな。私は24cm1匹、21cm2匹、20cm3匹、17cm2匹、合計8匹でした。初めての場所では、こんなもんだろう。わんどでやっていた時間が惜しまれるが、磯らしい良型も出たし、まずまず満足できる釣りだった。
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